大隅半島を横断する道路構想(高隈トンネル)についての県の認識等について【令和4年12月県議会一般質問】

(堀之内)
大隅総合開発期成会では、14年前から最重要課題として位置づけ、この事業の新規採択を図ることを要望しているが、私が平成30年9月議会で取り上げた後、議論に上ることなく4年が過ぎている。ここはまず広域道路ネットワークに位置付けて、実現に向けた第一歩を踏み出すべきだと考えるが、県の考え方をお示し頂きたい。

(土木部長兼本港区まちづくり総括官答弁)
大隅半島を垂水から鹿屋串良ジャンクションに向けて横断する道路構想については、これまでも地元から整備の要望があり、また、昨年度実施した「かごしま新広域道路交通計画」の策定に伴うパブリックコメントにおいては、同構想に関するコメントが16件寄せられた。
現在、大隅地域においては、東九州自動車道や大隅縦貫道、都城志布志道路など本県の骨格となる道路をはじめ、国道220号や国道504号等において整備を進めているところである。御要望の構想については、標高千メートルを超える高隈山系を貫くトンネルの整備が必要となるなど、大規模な事業となり、多額の事業費が見込まれることから、多くの検討すべき課題があると考える。